「リストラされてしまい、派遣として働こうと考えている。」
このような悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか。
実際に働くとなると、給料がいくらもらえるのかが気になりますよね。
そこで今回は、製造業の派遣で働きたいとお考えの方へ、製造業の時給について解説します。
□派遣の製造業の時給について
初めて派遣で働く方にとって、給料はとても重要でしょう。
ここでは、派遣の製造業における給料の相場を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
平成29年度の調査によると、一般派遣の労働者は1日あたり1.3万円程度をもらっています。
特定派遣であれば、1.6万円ほどとなり、少し給料は高くなるでしょう。
これらの数値をもとに年収を考えると、一般派遣は330万ほど、特定派遣は390万円ほどです。
思っていたよりも給料をもらっているなと感じた方も多いのではないでしょうか。
ここで気になるのが、一般派遣と特定派遣の違いですよね。
一般派遣は登録型派遣と呼ばれ、派遣会社と契約して派遣先で働き給料をもらう形態のことを指します。
そのため、給料は就業時間のみに発生するので、時給制を採用している会社が多いでしょう。
特定派遣は、派遣会社に無期雇用の正社員として雇用されながら派遣先の企業で働くことです。
仕事があるかどうかに関わらず、給料が支払われ、ボーナスや交通費が支給されることもあるでしょう。
それなら特定派遣で働こうと考える方も多くいらっしゃるでしょう。
しかし、この特定派遣は平成30年9月29日を境に完全に撤廃されました。
より最近のデータを知りたいという方は、厚生労働省の労働者派遣事業報告書を参考にすることをおすすめします。
□時給を上げるためにやった方が良いこととは
年収の相場は理解したけど、もう少し時給を上げて欲しいなと思う方もいらっしゃいますよね。
昇給制度やインセンティブ制度のない会社であっても、会社に認められれば十分に時給が上がる可能性はあるでしょう。
ここでは、時給アップの可能性を高める方法をいくつか紹介するので参考にしてください。
1つ目は、スキルを磨くことです。
実際に職業についてから意識した方が良いことは、やはり職種にあったスキルを習得したり、技能を向上させるために努力したりすることでしょう。
また、その会社、業務において何を求められているのかをしっかりと考えることが大切です。
市場は常に変化しているため、勤務年数が長くなるにつれて、新しいスキルが求められることもあるでしょう。
そういった変化に対応できる能力も磨き上げていくと良いですね。
さらに、習得している人が少ない、希少価値の高いスキルを習得することも重要です。
他の方との差別化を行うことで、時給アップも期待できます。
2つ目は、更新時に交渉することです。
自分の実力やスキルに自信があるのであれば、契約を更新する際に派遣会社を通じて交渉すると良いでしょう。
その際には、以下のような点をアピールできると良いです。
・派遣期間中に残した実績
・業務の増加の度合い
・社内における責任
これらをアピールできれば時給アップも期待できるでしょう。
そのため、派遣として働き始めたら、これらの結果を残せるように業務に取り組むことをおすすめします。
重要かつ希少な人材になれるように努力しましょう。
また、専門性の高い業種であれば、より高時給を期待できます。
誰でもできるような仕事をするのではなく、専門性の高い業種を選ぶことも重要でしょう。
そのためには、やはりスキルアップが欠かせません。
就業しながらの資格取得も可能なため、困った時は派遣会社に連絡しましょう。
□まとめ
今回は、製造業の時給について解説しました。
製造業の派遣として働きながら時給を上げるためには、自分のスキルや能力の向上を上げることと様々な結果を残すことが重要でしょう。
製造業として働こうと思っている方は、ぜひ当社までご連絡ください。