当社では経営に対する考え方として「全員参加の経営」を目指しています。
この記事では、当社の「全員参加の経営」の考え方について詳しくお伝えします。
目次
□全員参加の経営とは
全員参加の経営とは、全従業員がそれぞれの役割に応じて会社のことを考える経営を指します。
つまり経営者だけが経営をするのでなく、全体が一緒になって経営に携わる考え方です。
当社では部門経営に関して、幹部だけではなく従業員全員が参画することを是としています。
全従業員が経営者視点をもつことは会社の円滑な経営には欠かせないことです。
当社では、どんなに小さいことであっても、自部門の運営や計画立案に対して考えや意見を言えること、関心をもつことを重視しています。
□全員参加の精神が生み出すもの
会社の経営に参画している意識をお持ちでしょうか。
全員参加の精神は様々な重要な要素を生み出します。
*目標達成後の社内全体の達成感
社員全員で目標を達成したとき、達成感を共有することが本当に嬉しいですよね。
個人で何かを達成したときにはない、喜びの共有は、社内全体を活性化します。
全員参加の精神は、社内全体の達成感を生み出す精神です。
*現場の知恵が集まる
「三人寄れば文殊の知恵」ということわざがあります。
ことわざの意味通り、人が集まるほどに知識の量が増え、様々なアイデアが生まれます。
したがって全員参加の精神の実践で、現場の社員全員の衆知を集めることができます。
社員全員の知識を借りれば、一人では難しいことが解決しやすくなりますよね。
また新たなアイデアが現れるきっかけにもなり、社内の創造性が高まるでしょう。
*責任感と積極性
「誰かがやってくれるだろう。」「自分くらいはいいだろう。」
このような無関心はどこからやってくるのでしょう。
しかし例えば、自分が参画した戦略や計画が進行する場合ならば、きっと無関心は起こりません。
社員は積極的に仕事に参加し始めるでしょう。
無関心とは、「自分には関係がない」と思う心のことです。
そして無関心は、責任感の欠如から引き起こされます。
全員参加の精神は「自分が関係している」という当事者意識を生み出し、社員の責任感と積極性を醸成します。
つまり一人ひとりの「全体のために、みんなのために」という気持ちを引き出し、主体的にさせる精神こそが全員参加の精神なのです。
*経営者視点
全員が経営に参加することとは、全員が経営者視点を持つことです。
極端な表現にすると、社員全員が社長の視点で仕事をする、ということです。
社長の視点を持てば、視座が高くなり言動がより高次のものへ変化するのは確実ですよね。
つまり意識が変われば見えるものや言動が変わります。
また見えるものや言動が変われば、自ずと成果につながるのです。
*仲間意識や家族意識の一体感
全員参加の精神は絆をも生み出します。
なぜなら全員参加の精神は、チームを意識させることで仲間意識や家族意識を醸成するからです。
全員が目標に向かって本気で取り組むと、お互いが目標達成のために切磋琢磨し合うことができます。
学生時代に部活や行事に一生懸命打ち込んだ方などは想像に難くないでしょう。
全員参加の精神とはお互いの絆を形成し、気持ちよく仕事をするための考え方です。
□まとめ
当社の掲げる全員参加の精神とは、社員全員が一丸となって経営を考えることです。
そしてこのように社員一人ひとりが主体性を持てば、必ず仕事に成果が現れると当社は考えています。
視座を上げて言動を変え、行動が変わると私たちは確実に成長できます。
全員参加の精神とは、どの仕事においても欠かせない考え方でしょう。
果たして自分が全員参加の精神を持って仕事に参画できているか、改めて考えさせられますね。