働くうえで、会社の経営理念をどれくらい意識しているでしょうか。
そもそも、会社の経営理念について理解されているでしょうか。
経営理念とは会社、そして全従業員の目指すべき方向であり、社内でも浸透している状態が理想です。
そして経営理念には社員に浸透させ、社員が目指すべき方向を明確に提示する役割があるのです。
当社も社員の方向性を明示する経営理念を掲げています。
そしてその中に、「ガラス貼りの経営を実現する」という考え方があります。
今回の記事は、当社の「ガラス貼りの経営を実現する」考え方や価値観についてお伝えします。
□「ガラス貼りの経営」とはどういうことか
「ガラス貼りの経営」が指している状態とは、ガラス貼りのように会社の隅々までよく見える状態のことです。
会社の隅々までクリアである、つまり言い換えると公明正大にオープンな経営を行うという意味です。
公明正大とは、「私心がさしはさまれず、正しく事の行われること」や「公平で、良心に恥じるところがなく正しいことやそのさま」を表します。
つまり当社では、会社の状況を社員全員が理解しており、立場や役職に関係なく、全員が「自分たちの会社」という思いで参画できる経営を掲げています。
□具体的な「ガラス貼りの経営」
ガラス貼りの経営とは、経営数字を公開することだけではありません。
当社は会社全体、そして各部門の方針と目標を共有しています。
また、それら目標を達成するための考え方や価値基準もオープンにし、繰り返し伝えていきます。
また上下の関係を超えた「パートナー」としての関係を築くことも重視しています。
例えば、上司と部下が相互かつ綿密に報告・連絡・相談するように努めています。
これらを徹底して密なコミュニケーションを図り、情報の共有を確実に行うことも「ガラス貼りの経営」には欠かせません。
□「ガラス貼りの経営」で可能になること
当社では様々な手段を用いて「ガラス貼りの経営」を可能にしていますが、果たしてどのような成果があるのでしょうか。
「ガラス貼りの経営」はまず、社員同士が心を通わせることに貢献しています。
ご自身の経験に当てはめて考えると分かりますが、相手の考え方や価値感を知っておくと、相手を信用しやすくなり、安心して心を通わせるようになります。
このように全体が「ガラス貼り」のようにオープンであることで、社員同士の心もオープンになります。
そして、思いを共有することは、社員の間でお互いへの信頼を生み出します。
思いの共有は円滑なチームワークのためにも、会社の発展のためにも必要不可欠です。
□「ガラス貼りの経営」で当社が目指す組織風土
組織風土とは、社風、企業文化のことです。
企業の長い歴史の中で形成された独特の価値観、行動パターン、思考様式などを指します。
当社は「ガラス貼りの経営」によって、社内のモラルを高め、風通しのよいオープンな風土を築くことを目指しています。
また健全な会社や人づくりの実現も目標に掲げています。
昨今のニュースでは様々な企業の失態が露になっています。
閉鎖的な組織風土の中では公明正大な経営は行えません。
そしていずれは、組織としての発展力を失い、社員の自己実現阻害だけでなく顧客からの信頼も失ってしまうでしょう。
当社ではオープンな経営を掲げ、全ての従業員の物心両面の幸福を追求し、世界の人々と社会の豊かさに貢献し続ける企業でありたいと考えています。
□まとめ
当社では「ガラス貼りの経営」を掲げて公明正大な会社経営に努めています。
健全な会社づくり、人づくりのためにはオープンな経営は欠かせません。
当社は今後も会社の隅々までよく見える経営を維持し、従業員や顧客、そして社会からの信用を築き上げていきます。