「経営者目線で仕事をしてほしい」と上司に言われた経験はありませんか。
当社では経営に対する考え方として「全員参加の経営」を目指しています。
そして、この「全員参加の精神」は「経営者目線」と通ずるところがあります。
この記事では、当社の「全員参加の経営」に基づく経営者目線を持つべき理由についてお伝えします。
目次
□全員参加の経営とは
全員参加の経営とは、全従業員がそれぞれの役割に応じて会社のことを考える経営です。
経営者だけが経営をするのでなく、従業員も含めた会社全体で経営に携わる考え方です。
当社では部門経営に関して、幹部だけではなく従業員全員が参加することを目指しています。
また全員参加の精神は、全従業員が経営者目線をもつことを可能にしています。
*経営者目線とは
経営者目線とは、その名の通り経営に自分も主体的に参加する目線を指します。
極端な表現にすると、社員全員が社長の視点で仕事をすることです。
□経営者目線で仕事をすべき理由
会社の経営に参画している意識をお持ちでしょうか。
多くの人は、経営者目線を持たずに仕事をしていると思います。
しかし経営者目線は、会社だけではなく個人の成長にも欠かせない視点です。
以下、経営者目線を持つべき理由についてご紹介します。
*仕事がより有意義になる
経営者目線を持つと、自分の仕事のその先にあることを考え始めます。
まず経営者がどのように考えているか、仕事の意味や意義を感じるようになります。
そして周囲の社員や部署、お客さんに関しても今までとは違う別の見方が生まれるでしょう。
この様に視座を高くし視野が広がると、自分の仕事にはたくさんの人が関わっていることを真に把握し、自分が仕事をする意味が自然と湧いてくるでしょう。
*社内全体の一体感、達成感が生まれる
経営者目線があれば、社員全員で目標を達成したとき、達成感を共有することが本当に嬉しいです。
個人で何かを達成したときとはまた違う、大きな喜びを味わうことができます。
*働きやすい環境になる
今の仕事は、上司に言いたいことを言えない環境かもしれません。
しかし、もし全員が経営者目線をもてば、現場をより良くするためのアイデアや意見が飛び交うでしょう。
全員が経営者の目線に立って知恵を寄せると、非効率や無駄が指摘され、誰にとっても働きやすい環境になるのです。
*責任感が生まれる
「きっと、この仕事は誰かがやってくれるだろう。」
「それは自分の仕事ではない。」
仕事の境界があいまいで、仕事への責任感に欠ける場面もあるでしょう。
しかし、自分が参画した戦略や計画が進行する場合ならば、きっとこの無責任な言動は起こりません。
経営者目線を持つ人はまず、「自分には関係がない」と思うことはありません。
つまり全員参加の精神は「自分が関係している」という当事者意識を生み出し、社員の責任感と積極性を醸成します。
一人ひとりの「全体のために、みんなのために」という気持ちを引き出し、主体的になれれば、仕事全体のミスも減って生産性が上がることでしょう。
□まとめ
当社の掲げる全員参加の精神とは、社員全員が一丸となって経営を考える精神です。
社員一人ひとりが主体性を持てば、必ず仕事に成果が現れると当社は考えています。
また経営者目線を持てば、自ずと視座が高くなります。
視座が変われば、意識も変わります。
意識が変われば、見えるものや言動が変わります。
また見えるものや言動が変われば、自ずと成果につながります。
つまり視座を上げて言動を変え、行動が変わると私たちは確実に成長できるということです。
全員参加の精神はどの仕事においても重要な精神です。
仕事に力が入らない方はぜひ、全員参加の精神に基づく経営者目線を意識してください。