工場派遣の仕事につこうと考えている方の中には、
「どうせ工場派遣の仕事をするなら残業などを活用して少しでも多く稼ぎたい」
このように考えている方は多いのではないでしょうか。
残業だけでなく、工場派遣で稼ぐためにはいくつかの考え方があります。
そこで今回は、工場派遣で稼ぐことについてご紹介します。
目次
□工場派遣の仕事に残業はあるのか?
残業をすることは稼ぐための1つの手段ではありますが、そもそも工場派遣の仕事に残業はあるのでしょうか?
結論から言うと、残業があるかどうかは工場ごとに異なります。
以下に、工場を大まかに種類分けして、それぞれについて残業があるかどうかご紹介します。
*大企業の工場
一般的な工場は、時間管理がしっかりされています。
そのため、従業員一人ひとりのシフト管理や残業の管理も徹底されており、長い時間残業をするということはそうそうありません。
特にその傾向が強いのが大企業です。
細かいところまで管理職やマネージャー等によってシステムで管理されています。
企業イメージを損なわないよう、過度な残業等には厳しくしています。
*交代制の工場
3人や2人で交代をして働く交代制の工場も残業が少ないです。
定時になると次の担当者に交代をするため、その担当者が欠勤をするなど特別な事情がある場合を除き、残業をすることはありません。
*交代制ではない、町工場や中小企業
交代制ではない町工場や中小企業の工場は、人手が足りておらず、できるだけたくさん働いてもらいたいと言う場合が多いです。
そのため、このような工場で働いた場合、残業をする機会は比較的多くなります。
□残業をすると割増賃金が発生する?
工場派遣での残業代は、基本的に時給の25%割増の賃金をもらうことができます。
ここで言う残業とは、労働基準法で定められた、1日8時間を超える時間外勤務のことを指します。
つもり、8時間をこえた時間外勤務の分だけ、25%割増の残業代を受け取ることができます。
また、残業しているかどうかに関わらず、深夜勤務の場合、深夜給料として割増賃金が発生します。
労働基準法では、深夜給料が適用されるのは22時~5時となっており、こちらも基本的に時給の25%割増の賃金をもらうことができます。
□残業した場合の給料計算の例
ここで、残業した場合の給料計算の例をご紹介します。
ここで、時給1000円で、10時~19時(休憩1時間)が所定労働時間であるとします。
通常は、その日の賃金は1000円×8=8000円です。
ここで、21時まで働いたとします。
その場合、2時間残業をしていることになるので、1000円×2×125%=2500円より、
2500円分が残業代として増えることになります。
さらに、深夜に残業をした場合や、残業代の比率が25%より高い場合は、もっと多くの残業代をもらうことができます。
□残業をする際に注意すること
稼ぐためにたくさん残業をした場合には、それらの残業代がきちんと支払われているかどうかを確認しなくてはなりません。
また、体調管理にも気をつけなければなりません。
残業をしてその日にたくさん稼いでも、体調を崩して働けなくなってしまっては元も子もありません。
残業をした際にも睡眠時間は管理したり、できるだけ生活リズムを一定にしたりするなどして、体調管理には気を使うことが必要です。
□まとめ
以上、工場派遣で残業して稼ぐことについてご紹介しました。
工場によっては、残業をして稼ぐことができます。
稼ぎたい方は、工場派遣の仕事で残業することを検討してみてはいかがでしょうか。
しかしその際には、残業代がきちんと払われているのか確認することや、体調管理をしっかり行うことを徹底するよう心がけることが重要です。