「いくつの工場に応募するのが良いんだろう?」
このような思いを抱えている人は少なくないでしょう。
第一志望の会社から内定を貰えれば、悩みを抱えることもほとんどありません。
しかし、誰もが第一志望の会社から内定を貰えるとは限りませんよね。
志望する会社が多いほど内定を貰える可能性は高まりますが、書類の作成や手続き、複数の工場から内定を貰った時の対応が大変になってしまいます。
一体、いくつの会社に応募するのが望ましいのでしょうか。
今回は工場への転職を希望する方に向けて、適切な転職の応募回数をお伝えします。
・自分の転職活動の希望、状況に合わせて応募回数を変える
「リクナビNEXT」の調査によると、転職を成功させた人の半分以上は1~4社に応募したそうです。
けれども、全体には30社以上応募した人も居るため、平均の応募回数は7.5社になっています。
この数字に従って、応募回数を決定することも良いかもしれませんが、臨機応変に変えましょう。
誰もが第一希望の企業からの内定を望んでいますが、そうとは限りませんよね。
内定を貰えたところから就職したい職場を見つけるように、15~20社に応募して、2~3社から内定を貰うのが全体としての傾向だそうです。
全体の傾向は参考にして頂きたいですが、転職をする人の希望や事情は、人によって様々ですよね。
平均の応募回数はあくまでも参考程度に捉えて、自分の状況に合わせた応募回数で転職に臨みませんか。
・応募回数が多い人、少ない人の状況
応募回数は、その人の状況や転職の方法によって異なります。
では、応募回数が多い人の特徴や、応募回数が少ない人の特徴として何が挙げられるのでしょうか。
応募回数が多いのは、「色々な企業を選びたい人」、「少しでも転職期間を短くしたい人」、「新しい仕事に挑戦したい人」、「既に会社を辞めてしまった人」です。
転職や仕事が無い現状に対して、不安を感じている人は、応募回数が多くなるようです。
誰もが安定した人生を過ごしたい思いを抱えています。
採用してもらえる機会を増やして、その不安を取り除けるようにしましょう。
これに対して、応募回数が少ないのは、「今の仕事が忙しい人」、「同じ職種、業界で転職したい人」です。
転職するにも、今の仕事から大きな影響を受けていますよね。
しかし、それは悪い事とは限りません。
もしかしたら、より良い条件の職場へ転職できる可能性もあるのです。
キャリアを活かすのであれば、最大限発揮できるような職場を狙って応募しましょう。
・応募したい求人が少ない場合
「自分が望む応募回数に求人が達しない…」
このような状況の人も居るでしょう。
求人の条件で判断していると、求人の数が足りなくなってしまうこともありますよね。
そのような人は、「悩んだけど応募しない」と決めた求人も応募してみてはいかがでしょうか。
面接は履歴書だけでは伝えきれないあなたの魅力を会社に伝える場ですが、会社も求人だけでは伝えきれない魅力をあなたに伝える場なのです。
意外とそのような会社が理想の職場だったという話もありますよ。
転職者に向けて会社の魅力を伝える場も増えてきていますが、その機会や参加する会社は少ないですよね。
理想の職場を見落とすことが無いように、応募する会社の基準を緩めませんか。
まとめ
今回は、転職における適切な応募回数についてご説明しました。
数を増やすことで、内定が貰える可能性を高めることができますが、期間にも注意するようにしてください。
転職の場合、内定への回答期限に余裕がありません。
他の会社の結果を待っていて、なかなか返事ができないこともあるそうです。
そのような事態に陥って、就職する会社からの印象を悪くしないためにも、最適な応募回数で転職にかかる手間を減らしませんか。