全員参加することで、全体としての成果が良くなっていきます。
また、自分たちのベクトル(進もうとしている方向)が同じ方向を向いた時に、その力はさらに大きなものになるのです。
この考え方は様々なところで応用可能と言えるので、ぜひ押さえておいてください。
今回は、「全員参加の経営」と「ベクトルを合わせる」の2つの経営理念をご紹介いたします。
□経営理念2. 全員参加の経営
『全員参加の経営とは、全従業員がそれぞれの役割に応じて会社の事を考え、主体的に部門経営に参画し、意見を良い、責任を持って行動することです。
経営者だけが経営するのではなく、どんなに小さなことであっても、自部門の運営や計画立案に対して、誰もが自分の考えや意見を言え、関心を持つ事が「経営」への参加なのです。
「誰かがやってくれるだろう」「自分くらいはいいだろう」と無関心になるのではなく、一人ひとりが全体のために、皆のためにという気持ちで何事にも積極的に取り組む「全員参加」の姿勢が大切です。
組織の中に一人でも傍観者がいたり、会議や行事などで欠席者が居れば「全員参加」にはなりません。
全員参加の精神は、その経営活有働を通じて、集団としての素晴らしい成果を生み出すだけでなく、仲間意識や家族意識を醸成し、フジアルテに集う従業員の絆を生むことになるのです。』
【主体的】自分の意志、判断によって行動するさま。
【傍観者】手を出さずにただそばで見ているひと。その物事に関係のない立場で見ているひと。
【醸成】気運・雰囲気などを次第に作り出す事。醸しだすこと。
【絆】人と人との断つことのできないつながり。離れ難い結びつき。
誰かがやってくれるのを待っていたり、自分くらいは小さな力だからサボっても良いだろうという考え方をしたりしてはいけないということです。
自分が会社全体のために何ができるのか?をしっかりと考えて、全員参加の精神を持つことで組織として成果を残すことができます。
□経営理念7. ベクトルを合わせる
『ベクトルを合わせるとは、一人ひとりの考え方や価値観を合わせ、進むべき方向と目指すべき目標を共有し、その目標の達成に向けて、個々の持つ最大限の力を終結させることです。
私たち一人ひとりは、それぞれ容姿が違うように考え方や価値観もそれぞれです。もし従業員一人ひとりが、ばらばらの価値観や考え方、目標に従って行動したらどうなるでしょうか。
団体競技を思い浮かべるとよく分かります。全員が勝利という共通の目標に向かって力を集結させ、強い使命感を持ち一丸となって戦っているチームと、各人が個人タイトルだけを意識しているチームとでは、おのずとその勝負に差がつくはずです。
企業も同様に、全従業員が一丸となって同じ目標に向かって力を集結させた時、会社全体として大きな力を発揮していくのです。
一人ひとりの力はわずかなものかもしれません。しかし、一つひとつの小さな矢の方向と力が重なり合えば、ふといやとなり何倍もの力となって驚くような成果を生み出します。1+1が5にも10にもなるのです。』
ベクトル…同じ方向に向かって進むエネルギーとパワー
おのずと…自然と
ここでは、会社にいる全員が同じ方向を向いて、同じ価値観や考え方をすることで一丸となれるということを言っています。
全員が1つの目標に向かわずに、自分のことだけ考えている集団ではいけないということですね。
□まとめ
今回は2つの経営理念についてお話しいたしました。
これらを意識するだけでも組織として良くなっていき、結果的に個々人の幸福に繋がるのではないでしょうか。
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