仕事をしていれば、辛く感じることもあるでしょう。
それがどうしても耐え切れないことだった場合、その職場を辞める選択肢も生まれてくると思います。
しかし、辛いことがあった際に、やめてしまう習慣が身についてしまうと、1つのことを続けられなくなってしまうかもしれません。
こうなってしまえば、夢や目標の実現が難しくなってしまうでしょう。
そうならないためにも、転んでもただでは起きない力を身に着けませんか。
その参考にしていただくためにも、私たちフジアルテの経営理念の中から2つの考え方をご紹介します。
【心技体 一流を目指す】
まずは、あらゆる面で一流を目指してみましょう。
私たちフジアルテは、「一流」の経営を目指しています。
一流の経営とは、従業員一人ひとりが素晴らしい考え方や心根をもって仕事に打ち込み、お客様をはじめ地域社会から広く信頼、尊敬され、どのような環境に合っても常に高い成果をあげ続けるということです。
そのためには、従業員一人ひとりが心技体一流を目指すことです。
それぞれの言葉の詳しい意味を見ていきましょう。
「心」とは、まずは挨拶を基本とし、相手への思いやりを忘れないこと。
「技」とは、今の技術に満足せず、常に技術向上のための努力を怠らないこと。
「体」とは、常にベストの状態で仕事ができるよう、自己管理をきちんとすること。
このように、私たち一人ひとりが我流ではなく一流を目指して自らの「心技体」を磨いていく事で、会社全体の心技体も高められていきます。
心技体をそれぞれバランスよく磨いていくことも大切です。
この3つが調和を保ちながら高まって、はじめて一流と呼ぶことができるのです。
心技体のそれぞれを高めることはもちろん、3つのバランスを保てるようにしてください。
【善悪で判断する】
続いて、いつもとは違う判断基準で物事を見るようにしてみましょう。
物事を判断するときは、損得ではなく善悪を基準に考えることが大切です。
このことは、当たり前で簡単な事のように思われますが、常に実行することは、なかなか難しいものです。
たとえば、電車に乗る場面を想像してみて下さい。
急いでいるときに、人を押しのけて我先にと電車に乗り込む行為。
これは、自分にとって都合がよいのか悪いのか、損か得かで判断しています。
ちょっとしたことのようにも思えますが、それがあらゆることに通用するのです。
私たちの経営においても、業界や過去の常識にとらわれていたり、お客様との関係に悩んだりすることがあります。
その時に、自分たちにとって都合がよいのかどうかではなく、「人間として何が正しいのか」ということを判断の基準にすることです。
それが善悪で判断するということです。
私たちが判断をする時は、それが難しい判断であればあるほど、道徳的に正しく、人から支持されることなのか、人の道に外れていないのか、と考えれば迷うことはありません。
今回は私達フジアルテの経営理念の中から、転んでもただでは起きない考え方を2つご説明しました。
心技体で一流を目指したり、物事を善悪で判断したりできるようになれば、今まで以上にストレスなく、自分が正しいと思った行動ができるようになるのではないでしょうか。
組織の中で行動をする際、どうしても他の人のことを考えてしまいますよね。
「ほかの人にとって迷惑だったら…」と考えてしまうと、自分の行動を制限してしまう結果になるでしょう。
もし、それを「他人の迷惑」ではなく、「自分が採ろうとしている行動は正しいのかどうか」になれば、ストレスに至ることはなくなるでしょう。
辛くなったときは、「心技体」や「善悪判断」を身に着けて、自分の行動にストレスを感じないようにしていきましょう。