皆さんは、同僚や先輩と良好な関係を築いていますか?
そうである方もいれば、そうではない方もいるでしょう。
人と良好な関係を築くのは簡単なことではありません。
しかし、それをするのとしないのとでは、少しずつ大きな差が生まれてくることでしょう。
これを機に、周囲の人と良好な関係を築いていきませんか。
今回は、私達、フジアルテの経営理念の中から、人と協力することの大切さを伝えてくれる考え方を2つご紹介します。
【仲間のために尽くす】
人の行いの中で最も美しく尊い物は、人のために何かをしてあげるという行為です。
人は普通、まず自分のことを第一に考えてしまいがちです。
しかし、実は誰でも人の役に立ち、喜ばれることを最高の幸せとする心をもっています。
たとえ役割が違ったり、本社、営業所など職場が離れていたりしても、心を通わせ、困っている仲間がいればお互いに助け合い、仲間のために尽くすということを大切にしているのです。
それは、職場の仲間にとってうれしい時は自分の事のように喜び、辛い時、悲しい時は、一緒になって乗り越えようと手を取り合える関係です。
人は誰しも、自分の事であれば簡単にあきらめることができても、仲間のためにと思えば、必死になって自らの力を発揮しようとするものです。
このような関係を築くのは一朝一夕にはできません。
しかし、「良好な関係を築きたい」という姿勢を見せれば、自然と周りの人はそれに答えてくれます。
私たちはそのような、お互いが仲間のために努力を惜しまない、同志としてのつながりをもった素晴らしい集団になっていくことを目指しているのです。
【ベクトルを合わせる】
ベクトルを合わせるとは、一人ひとりの考え方や価値観を合わせ、進むべき方向と目指すべき目標を共有し、その目標の達成に向けて、個々の持つ最大限の力を終結させることです。
私たち一人ひとりは、それぞれ容姿が違うように考え方や価値観もそれぞれです。
もし従業員一人ひとりが、ばらばらの価値観や考え方、目標に従って行動したらどうなるでしょうか。
果たして、それは組織と呼べるでしょうか。
団体競技を思い浮かべるとよく分かります。
全員が勝利という共通の目標に向かって力を集結させ、強い使命感を持ち一丸となって戦っているチーム。
各人が個人タイトルだけを意識しているチームとでは、おのずとその勝負に差がついていきます。
企業もそれと同じです。
全従業員が一丸となって同じ目標に向かって力を集結させた時、会社全体として大きな力を発揮していくのです。
一人ひとりの力はわずかなものかもしれません。
しかし、一つひとつの小さな矢の方向と力が重なり合えば、太い矢となり何倍もの力となって驚くような成果を生み出します。
1+1が5にも10にもなるのです。
そうなった時こそ、企業の真の力が発揮されます。
もし、その状態を少しでも長く続けられれば、個人の目標はもちろん、組織の目標も達成できるようになるでしょう。
人と協力することは、それほどの力を持つのです。
どうすればベクトルを合わせられるかを考えてみてはいかがでしょうか。
今回は、私たちフジアルテの経営理念の中から、良好な関係を築くことの大切さを伝えてくれる経営理念を2つご説明しました。
「良好な関係を築く」と聞くと、社内の人との関係を想像してしまいますが、それだけとは限りません。
取引先など、社外の人でもそれは同じです。
ベクトルを合わせることは難しくても、その人のために尽くしていれば、その行為があなたに返ってきます。
勿論、家族、友人にも同じことが言えます。
周りの人に尽くすというのは大変なことです。
しかし、そうすれば、あなたの周りには、いろいろな人が集まっていることでしょう。
これを機に、良好な関係を築くことを意識して、生活してみませんか。