「転職したいと考えているが、次は正社員として働くか、派遣社員として働くか迷っている。」
「正社員と派遣社員には、それぞれどのようなメリットやデメリットがあるのかを教えてほしい。」
正社員と派遣社員の違いについて、このようにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
仕事を探すとき、職業や職種の選択に集中してしまう方もいらっしゃるでしょう。
確かにどのような仕事をするかも大切ですが、どのように働くかもとても重要です。
正社員と派遣社員、それぞれの特徴を知り自分に合った働き方を見つけましょう。
今回は、正社員と派遣社員の違いや、それぞれのメリット・デメリットについて、ご紹介します。
目次
□正社員と派遣社員の異なるポイント
*雇用契約を結ぶ相手
正社員として働く方は、働く企業と直接雇用契約を結びます。
一方で派遣社員として働く方は、派遣会社と契約を結び、派遣先の企業で働きます。
つまり派遣社員は、働く企業の社員ではないことです。
働く企業の社員であるかどうかが、正社員と派遣社員の大きな違いでしょう。
*契約期間
日本では、現在も終身雇用の考えが根強く残っています。
そのため、正社員として就職すると、自ら退職することや解雇がない限りは、定年退職まで雇用契約が継続されることが一般的です。
一方で契約社員は、契約期間があり、短い期間企業で働くことが多いです。
□正社員のメリットとデメリット
*メリット
・雇用が安定していること
雇用の期限が決められていないため、契約更新に関わる心配はありません。
また、企業側に雇用責任があるため、よほどの理由がない限り、契約が解除されることはないでしょう。
・ボーナスや昇給が期待できる
ボーナスとして年に数回、まとまったお金を受け取ることができるかもしれません。
また、昇給のタイミングは年に一回など、決められていることが多く、長く勤務するほど昇給のチャンスが多くなります。
*デメリット
・転勤や異動がある
支店や支社を持つ企業の場合は、転勤しなければならないかもしれません。
家族がいる場合、遠隔地への転勤は困難かもしれませんが、断ると昇進できない可能性があります。
また、望んでいない部署に移動させられることもあります。
・人間関係のトラブル
正社員として働く場合、同じ場所で同じメンバーと長期的に働くことが一般的でしょう。
深く関わるようになるため、人間関係のトラブルも起こりやすくなります。
また、会社内で人間関係が悪くなっても、その状況から脱することが困難です。
□派遣社員の長所と短所
*メリット
・働く期間が選択できる
勤務する期間の選択肢が豊富です。
個人の好みや都合によって、一か月ほどの短期の仕事や、三年間の長期勤務も可能です。
また、短期間ごとにたくさんの職場を体験することで、様々なスキルを身につけられるかもしれません。
・人間関係において良い距離感を保てる
派遣社員の方は、積極的に職場の方と関わることが可能です。
また、ドライな関係を維持することもできるでしょう。
職場の人間関係にとらわれたくない方には、派遣社員として人間関係から一線を引くことも良い方法です。
・スキルを活かせる
派遣社員は、企業の紹介の時に具体的な業務内容を教えてもらえます。
そのため、勤務開始前に自分のキャリアやスキルを活かすことができるか判断できます。
*デメリット
・雇用が安定しない
契約社員として働く場合、契約期間が設けられます。
契約期間が終わるたびに、契約が更新されるか終了となるかが判断されます。
・交通費が出ないことも
派遣社員には、交通費の支給がないことが多いようです。
そのため、遠い場所から通勤する場合は交通費の負担も大きくなってしまいます。
□まとめ
今回は、正社員と派遣社員の違い・メリット・デメリットについて、ご紹介しました。
違いやそれぞれのメリットを知ることで、どちらの働き方が合っているか判断できます。
制限の少ない環境で働ける派遣社員に魅力を感じた方もいらっしゃるでしょう。
当社は、派遣社員として働きたい方が仕事を見つける手助けを行っています。
転職を検討中の方、派遣社員についてもっと知りたい方は、当社までお気軽にお問い合わせください。