皆さんは企業の経営とはどのようなものであるべきと考えていますか?
深く考えたり、明確にしていたりする人はほとんどいないでしょう。
しかし、経営者に任せっきりで、自分とはあまり合わない経営手法を採る会社で働きたくはないですよね。
そうするためには、その会社の経営理念を知ることが一番です。
気になる会社の経営理念を調べて、自分が安心して働ける職場を探しませんか。
今回は、その参考にしていただくためにも、私たちフジアルテの経営理念の中から、経営に関する2つの考え方をご紹介します。
【ガラス張りの経営を実現する】
ガラス張りの経営とは、言葉通りの意味です。
会社内部の隅々までよく見える状態にして、秘密や隠し事をしていない状態を指します。
言い換えれば、「公明正大にオープンな経営をすること」と言えるでしょう。
「公明正大」とは、『私心がさしはさまれず、正しく事の行われること。公平で、良心に恥じるところがなく正しいこと』といった意味があります。
つまり、会社の状況を皆が理解し、立場や役職に関係なく、全員が「自分たちの会社」という思いで参画できる経営です。
これは、経営数字を公開するというだけでなく、会社全体や部門の方針と目標、またそれを実現するための考え方や価値基準をオープンにし、繰り返していくことも意味します。それらを通して、お互いの心もオープンになり、思いを共有することができるのです。
そのような組織風土を作る上では、上下の関係を越えたパートナーの関係を気付き、上司と部下が相互に報告・連絡・相談を行い、情報を共有していくことも大切です。
経営者はすべての部署の状況を認知するほどの時間はないでしょう。
だからこそ、聞ける報告の1つ1つが重要となり、経営に反映されるのです。
「自分が言ったってどうせ…」といった考えを抱いてしまえば、それが会社を衰退させる原因になってしまうかもしれませんよ。
フジアルテでは、このようなガラス張りの経営を通して、社内のモラルを高め、風通しの良いオープンな風土を築き、健全な会社や人づくりを実現していくことを目指しているのです。
【公明正大に利益を追求する】
会社は、日々の経営活動を通じて利益を上げ続けなければ成り立ちません。
それは、私たち従業員の幸せにつながることはもちろん、納税によって広く社会に貢献することにもなるからです。
売上や企業規模を拡大していく事は大変重要な事ですが、それ以上に起業の成長や体質を強化する上で常に意識しなければならないのは、+aの付加価値を高めていく事です。
しかし、それは単に利益を上げればよいということではありません。
利益を追い求めるあまり損失を度外視した経営に走ったり、不当な手段を用いて暴利をむさぼったりするのではなく、厳しい自由競争の中で堂々と商いを行い、質の高いサービスを提供し、公明正大に正しい利益を追求しなければなりません。
正しい利益とは、私たち一人ひとりの知恵と創意工夫、そしてたゆまぬ努力の結果として生まれる付加価値です。
その利益は何ら恥ずべきものではありません。
お客様のお役に立ち喜んでいただける付加価値を、自らの努力によって高めていく事が、公明正大に利益を追求するということなのです。
今回は、私たちフジアルテの経営理念の中から、経営に関する2つの考え方をご紹介しました。
人間は弱い生き物です。
どうしても目先の利益にとらわれたり、危険を冒してでも多くの利益を得られるような行動に走ったりしてしまいます。
それを我慢して経営を行うからこそ、企業は存続できるのです。
企業に求められる経営の姿勢は皆さんに求められる仕事の姿勢でもあります。
これを機に、自分が考える経営、仕事の在り方を考えてみませんか。